『7つの習慣』レポート(2)全体の気づきについて
(2)全体の気づきについて
【『7つの習慣』目次】
I.私的成功
■第一の習慣:主体性を発揮する
■第二の習慣:目的を持って始める
■第三の習慣:重要事項を優先する
II.公的成功
■第四の習慣:Win-Winを考える
■第五の習慣:理解してから理解される
■第六の習慣:相乗効果を発揮する
III.再新再生■第七の習慣:刃を砥ぐ
私は『7つの習慣』を読み2つのことについて強く印象に残っている。
1つ目は
「行動の積み重ね(done)」が「人格(be)」になる
ということである。
本書では、それをアリストテレスの言葉を用いて説明している。
人格は繰り返す行動の総計である。
それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。
例えば「信頼される人間になりたい」場合、
信頼に値する責任ある行動をとり続けることが必要となるだろう。
もう1つは、第4の習慣において記されていたことで、
「Win-Win」が成立しない場合「No-deal」もアリ
ということである。
私は普段からWin-Winの関係を成立させることを考えようと意識していたが、
うまくいかない場合にも、どうにか頑張って相手のメリットだけは成立させようと
自分が折れる(Lose)ことになった経験が多々ある。
しかし、これもパラダイムシフトの話と繋がるかもしれないが、
その置かれている状況、事態を見つめ直し、
「No-deal(取引しない)」ことを考えることも必要なのだと感じた。
まとめのまとめ
これまでの「しきたり」、「伝統」、「あたりまえ」に囚われず、(歴史を学ぶことを怠ってはならないが)自己・他者が相互的にWin-Winとなる最善手を常に模索し、継続していくこと(習慣)こそが、理想の人格を形成すると学んだ。
『7つの習慣』で学んだことをしっかりと肝に銘じた上で入社式を迎えたい。
(終)
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